JKA日本くらし薬膳協会

人参とシナモンのポタージュ〈くらし薬膳〉

シナモンは冷えやカゼの漢方薬にも使われ、体を温めて末端まで気血をめぐらせます。いつも家にある野菜もシナモンを加えてポタージュにするとまた違った味わいに。カゼの引き始め、体力低下のある人にもおすすめです。

調理時間:30分
材料(3~4人分)

 
●作り方

  1. 人参、玉ねぎ、じゃがいもは皮をむいてスライスし、サラダ油(分量外)をひいた鍋で、焦がさないように中火で炒める。
  2. 玉ねぎが少ししんなりして野菜がしっとりしてきたら、小麦粉とシナモンパウダーを加えて、粉がなじむまでよく混ぜ合わせる。
  3. 水、コンソメ、ローリエを加え、沸騰したら蓋をして弱火で15分煮込む。
  4. ローリエを取り除き、牛乳を加えて少し冷まし、ミキサーで攪拌して鍋に戻す。
  5. 弱火で混ぜながら沸騰しないように温め、バターを加えて混ぜながら溶かしたら、塩で味を整えてできあがり。 

 

◆【くらし薬膳 冬の薬膳】(冷え改善、気血を廻らす薬膳)
シナモンの香りが気血のめぐりを良くして、お腹を温めながら消化を助け元気を補います。

◆コツ・ポイント 
野菜は早く煮えるようにスライスしました。少し炒めて甘さを引き出します。バターの量はお好みで調節してください。

◆このレシピの成り立ち
シナモンは冷えやカゼの漢方薬にも使われ、体を温めて末端まで気血をめぐらせます。いつも家にある野菜もシナモンを加えてポタージュにするとまた違った味わいに。カゼの引き始め、体力低下のある人にもおすすめです。