JKA日本くらし薬膳協会

鱈(タラ)のスープ〈くらし薬膳〉

私達の心と体のエネルギーとなる気血を補うタラに、胃腸を整えるじゃがいもと人参、体を温めるにんにく・しょうが・玉ねぎを組み合わせました。疲れやすい人、冷え症の人、胃腸が弱い人、冬のカゼ予防にもおすすめの一品です。

調理時間:30分
材料(2~3人分)

 
●作り方
下準備:鱈(タラ)は両面に塩をふって5分ほど置いておく。

  1. 具材を切る。しょうがとにんにくはみじん切り、じゃがいもは皮をむいて4等分、人参は皮をむいて1センチ角くらいの角切りに、玉ねぎ皮をむいてスライスする。タラは水分をキッチンペーパーでふき取ってから2~3等分に切る。
  2. 鍋を中火にかけてオリーブオイルを入れたら、にんにく、しょうが、玉ねぎ2~3分炒める。
  3. 玉ねぎがしんなりして透き通ってきたら、じゃがいもと人参を加えて軽く炒め、水を入れて蓋をし、中火で沸騰するまで待つ。
  4. 沸騰したらアクをすくって取り除き、コンソメ顆粒を入れて溶かしてからタラを加える。
  5. もう一度沸騰したら蓋をして、弱めの中火で吹きこぼれないように7分くらい煮る。
  6. じゃがいもが柔らかくなっていたら器に盛ってできあがり。

●コメント
タラは塩をふって水分と一緒に出てくる臭みを取り除き、スープが沸騰してから加えることで生臭みが消えて美味しくなります。

●ポイント【このレシピの成り立ち】
私達の心と体のエネルギーとなる気血を補うタラに、胃腸を整えるじゃがいもと人参、体を温めるにんにく・しょうが・玉ねぎを組み合わせました。疲れやすい人、冷え症の人、胃腸が弱い人、冬のカゼ予防にもおすすめの一品です。