JKA日本くらし薬膳協会

キャベツのスープ〈くらし薬膳〉

薬膳でもキャベツは胃の働きを助ける食べ物として知られています。 食性は『平性』で、体を温めたり冷やしたりのどちらにも属さないので、とても穏やかな性質を持っています。 そのため、季節を問わず使えて、冷え症の人にも安心な食材です。 また体内の水分代謝を改善するので、むくみ、鼻炎、胃もたれ、吐き気を伴う胃腸の不調がある人にもおすすめです。

調理時間:15分
材料(2~3人分)

 
●作り方

  1. キャベツはざく切りに、玉ねぎはスライスする。
  2. 鍋にキャベツ、玉ねぎ、水を入れて火にかけ、沸騰したらとうもろこしと鶏がらスープの素を入れて、具材に火が通るまで煮る。
  3. 溶き玉子を入れて、適度に固まったら出来あがり。

 

●コメント
薬膳でもキャベツは胃の働きを助ける食べ物として知られています。
食性は『平性』で、体を温めたり冷やしたりのどちらにも属さないので、とても穏やかな性質を持っています。
そのため、季節を問わず使えて、冷え症の人にも安心な食材です。
 
主な効能は『水分代謝の改善』『胃を丈夫にする』『腎の働きを補う』、この3つがあげられます。
食べ物から気血を作ることで私たちの健康を支える胃腸、生命力の源となる精を蓄えている腎、その両方を元気にする働きがあります。
お子さんから高齢者まで、どの世代にも食べて欲しい食材です。
 
また体内の水分代謝を改善するので、むくみ、鼻炎、胃もたれ、吐き気を伴う胃腸の不調がある人にもおすすめです。
胃腸の不調がある場合には、生ではなく火を通して食べるようにしましょう。

●ポイント
缶詰のコーンには、甘みを際立たせるために塩が使われています。生で茹でたものよりも、ナトリウム値が高いので摂り過ぎに注意してください。